9代目細居源悟さん。先代が亡くなり伝統の灯をここで消したくないとサラリーマンを辞めて家業を継ぐことを決心、日々制作に励んでおられます。写真は細居さんの工房です。
初代安兵衛さんは、京都通いの飛脚業をされていたが、たびたび追いはぎや恐喝などに会うので弁償などの償いに余儀なく困り、家にいてできる仕事をと考えたのが当時盛んに売られていた伏見人形でした。製法を習得し今から約300年前、五個荘の小幡で人形作りを始められたそうです。
饅頭食い人形。「お父さんとお母さん、どっちが好き?」と聞かれた子供は饅頭を二つに割って「どっちが美味しい?」って反問しています。このお話しは狂言の台本集『狂言記外篇』に収録されています。
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