安土城郭資料館に展示されている、織田信長公巨石「蛇石」を天正四年安土山天守まで引き上げるジオラマです。作者は、椎の木窯主人 陶芸家の西村眞一さんです。人形の数約60体、一体一体丁寧に色付けされています。安土城築城では1万人を動員、木のソリに載せた巨石をお囃子などに合わせて山頂まで運び上げていきます。蛇石の先頭で運搬を鼓舞する信長、すぐ後ろにはラッパを吹く黒坊主のきすけ、太鼓を叩く森蘭丸、丹羽長秀、羽柴秀吉の姿も見えます。この修羅曳き、近江八幡の左義長祭の起源と言い伝えられています。西村さんのご自宅には見事な作品がいっぱいです。玄関先の埴輪さんたち、楽器を奏でて出迎えてくれます。最後の写真の二体の男の子、なんと! たねやさんの福童子のモデルだそうです。
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椎親父 (火曜日, 20 8月 2019 10:05)
信長のジオラマが奇麗に撮れておますね。
「麒麟がきた」が始まれば、安土城に来られる方も増える事でしょうね。
天守閣の礎石が小さいと言う方がおられますが、礎石の下には3~4個の大きな石が据えられておりますから大丈夫巨大な天守閣を持ち応えられるのですよね。 縁の下の力持ちです。
私はフェイスブックの方に、色んな書き込みをしております。
陶芸は80歳で終了しまして、窯3基を壊して釉薬も廃棄しましたので、もう焼物の作品は出来なくなりました。