風そよぐならの小川の夕暮れは みそぎぞ夏のしるしなりける

特派員14号 ありちゃんからの投稿です。 🌕百人一首の「風そよぐ ならの小川の 夕暮れは みそぎぞ夏の しるしなりける」の舞台、上賀茂神社の御手洗川です。本当は去年の夏の終わりに行きたかったんですけど、去年は就職のゴタゴタで行けなかったので、今年の春、行ってきました。  🌼今日は十五夜ですね。風そよぐならの小川の夕暮れは・・・ 百人一首98番 従二位家隆の歌です。上賀茂神社の楢(なら)の木にそよそよと風が吹き、御手洗川に涼しい風が吹き秋の気配を感じるけれど、禊(みそぎ)の行事だけが夏の証なんだなあ。みそぎは六月祓(みなづきばらえ)のこと、1月から6月までの罪や穢れを祓い落す行事です。旧暦では、春は1月から3月、4月から6月は夏、7月から9月は秋、冬は10月から12月。今は秋の終わりなんですね。

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コメント: 2
  • #1

    ひなまつり (金曜日, 20 9月 2019 21:57)

    季節のことを忘れがちな毎日ですが、立ち止まれば秋が深まりつつあるこの頃。
    歌が詠まれた場所に、その季節に立ち会えるのは良いなあ、と思いました。また続編お願いします。

  • #2

    あり (土曜日, 21 9月 2019 09:11)

    百人一首の歌の勉強ができました。次を楽しみにしています。