接近に空気が張り詰めます
エサを求めて? 一生懸命に鳴き続けます
落ちついたのかな。ひとまず安心
特派員13号 ひなまつりさんからの投稿です。 🎎冬の曇り空に晴れ間が差し込む日曜日、彦根市にある宇曽川の河口を訪れました。琵琶湖では冷たく強い風が群青色の水面を荒立てています。ここは漁師さんの船着場… 聞こえてくるのは風と波の音ばかり。そんなとき、草の茂みからササッと物音! 1匹の猫が現れました。2匹3匹、みるみるうちに10匹近くなり、みんな固まってこちらを窺っています。そのうち1匹 (親分?) が目の前に歩み出てきて、「にゃーにゃー」と一生懸命に鳴きだしました。こちらを見据え、大きく口を開けて何度も何度も一生懸命に鳴き続けます。圧倒的な存在感に緊張が走ります。しばらくすると、家族連れ (地元の人?) が現れて、餌を与えてくれたので、親分猫もみんなも安心のご様子になりました。今日は、そんな親分猫の一生懸命の姿が心に焼き付いた一日となりました。「一所懸命」と「一生懸命」、現代においてはほぼ同じ意味ですが、元来、前者は鎌倉時代に武士が「自分の土地を全力で守ったこと」、後者はそれが転じて、「物事に全力で取り組むこと」とされています。親分猫は、縄張りを守ること、みんなを守ること、両方に全力だったのだと思います。
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ジュン (日曜日, 08 3月 2020 21:46)
ある種の猫屋敷ですね。
ひなまつり (火曜日, 17 3月 2020 22:06)
はい、お屋敷を守る猫達に出会った、冬の湖畔でした。
コメントありがとうございます。