姉川の戦いは、今から450年前の元亀元年(1570)6月28日、姉川河川で行われた合戦です。「姉川の戦い」は徳川氏の呼び方で、布陣した土地名から織田・浅井両氏の間では「野村合戦」、浅倉氏では「三田村合戦」と呼ばれています。三田村合戦地に立つ看板の上には、浅倉に仕えた真柄十郎左右衛門直孝の五尺三寸(約175センチ)の太刀が。真柄直孝は身長2メートル越えの大男。武勇に優れ、姉川合戦で奮戦しますが、徳川軍の匂坂三兄弟、長兄・匂坂式部、その弟・五郎次郎と六郎次郎に討ち取られてしまいます。看板には「向坂」となっていますが、正しくは「匂坂」です。江戸時代、匂坂が向坂に改名され、静岡県磐田の匂坂さんは明治になり、元の「匂坂」に戻されたそうです。
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匂坂(さぎさか) (日曜日, 28 6月 2020 03:16)
「姉川の合戦450年祭」(主催 野村町史跡保存会・三田町史跡保存会 協賛 姉川の合戦再見実行委員会・長浜観光協会)が令和2年6月28日に開催される予定でしたが新型コロナウイルス感染予防のため中止されました。今年は合戦戦没者追悼法要・講演会・国友鉄砲隊射撃演武・合戦武将対面が企画されていました。
私は6月28日には戦国武将を思い遣り、祈りを奉げたいと思います。
静岡県磐田(いわた)市匂坂上(さぎさかかみ) 匂坂(さぎさか)三兄弟の子孫