お多賀さんの大釜

多賀大社の二つの大釜です。徳川幕府は多賀大社を崇敬していました。寛永11年(1634)より5年の歳月と30万両の浄財で本殿の大造営を行いました。元禄11年(1698)には再び大修復工事を行い社頭を一新。この大釜は、2回の生還宮を記念して設けられた御湯神事の調度品です。