ザクロの実

真っ青な夏空に生える紅色のザクロの実。果実が熟し始め、10月ごろ収穫の時期を迎えます。ザクロは熟した果実にたくさんの赤い種が入っていることから子孫繁栄の意味を持ち子宝のシンボル。鬼子母神の日本民話にザクロが出てきます。鬼子母神は子だくさんな神様。体力をつけるために人間の子供をさらって食べてました。それを見かねたお釈迦様、鬼子母神の子供を一人隠したところ彼女は大変悲観にくれ、お釈迦様から「自分の子供がいなくなる悲しみが分かるなら、もう人間の子供を食べてはいけない」と告げられ、それからはザクロの実を食べるようになったそうです。