奥美濃 郡上八幡

日本最古の木造再建城 郡上八幡城

「赤髭作兵衛の力石」 城の改修の際、剛腕で知られる作兵衛が、350キロの大石を一人で背負いあげている姿を見た普請奉行が力量を褒めたところ、感激のあまり卒倒し息絶えてしまいました。哀れんだ奉行がその石の使用を禁じたという力石伝説があります。昭和8年の城再建の折、放置されていた石が見つかり、二つの石は力石として安置されています。

「およしの塚」 城の改修の際、工事が難航、そこで人柱をたてることになりました。白羽の矢が立ったのは数え年17歳の美しい娘「およし」。お城を護るためと意を決したおよしは、吉田川で身を清め、純白の振袖と帯を纏い、人柱としてお城の下に眠りました。

山内一豊と妻千代の像 一豊の妻・千代は郡上八幡城始祖、遠藤盛数の娘。千代は内情の功で夫を大名までのしあげた女性として有名です。馬は千代がへそくりをはたいて買ったとか・・・

郡上八幡城からは城下町が一望! 四層五階建ての天守からの眺めは抜群です。

市街地を流れる吉田川。長良川の支流です。

郡上八幡といえば「郡上おどり」 7月中旬から9月上旬、数夜にわたり踊り続ける日本一ロングランな盆踊り。

食品サンプルの発祥の地

宗祇水 連歌で有名な宗祇が東常録から和歌を学ぶために、この泉のほとりで草庵を結び、この清水を愛したことから名付けられました。日本名水100選の1番手です。

滋賀県東近江市能登川に建つ宗祇の像。宗祇は能登川出身と言う説も・・・

岐阜県郡上八幡。古い町並みを散策すると、あっちこっちに水路があり、ゆったりした時間の流れを感じる町です。