3月11日と12日に近江八幡で開催された左義長まつりの一日目、渡御の様子です。渡御とは神社の祭礼で神輿などが巡行することです。神主、祭運営委員会名誉会長、猿田彦、太鼓、お稚児さん、そのあとに各町の左義長が続き町中を巡行します。左義長はもともと中国漢時代の正月に行われていた厄除けだそうです。近江八幡の左義長まつりは織田信長が安土城を築いたときに毎年、正月に盛大に繰り広げられていたものを信長が亡くなった後、豊臣秀次が近江八幡に八幡山城を築き、安土から移住してきた人々が中心になって始めたのが起源と言われています。藁や杉などで作った高さ6メートルくらいの左義長12基を「チョウヤレ」の勇ましいかけ声で町内を巡航です。二日目は「けんか」と呼ばれる左義長同士のぶつかり合い、夜は日牟禮八幡宮境内で順次奉火されクライマックスを迎えます。
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