写真集「畔の木の詩」

元長浜市役所職員で現在は湖北アーカイブ研究所代表の吉田一郎さんが農業の近代化で姿を消した畔の木の風景を30年間に渡って撮影された写真集てす。畔の木とは、湿地に自生し高さ20メートル以上になるカバノキ科の落葉喬木。冬に葉に先立って暗紫褐色の花をつけ、花の後は細い松かさ状の小果実を結びます。田んぼの畦に植えられて稲の乾燥用に用いられていました。11月2日から7日まで長浜文化芸術会館、11月23日から26日まで滋賀県立美術館など県内5ヵ所で巡回写真展が開催されます。