連歌師 宗祇

郡上八幡 宗祇水

宗祇は、室町時代の連歌師です。姓は飯尾。1421年、滋賀県東近江市の生まれ。JR能登川駅近く、能登川林中央公園には宗祇騎馬石像が建っています。応仁の乱以降、古典復興の気運が高まり、連歌が大流行。連歌の黄金期に活躍したのが宗祇です。能登川伊庭の公民館前には「宗祇出生の地」と書かれた看板があります。かつて伊庭城があったところです。岐阜県郡上八幡に「宗祇水」という湧水がありますが、郡上領主・東常縁(とおのつねより)から古今伝授の奥義についての講義を受け京へ戻る途中、師弟二人がこの泉のほとりに庵を作り、この水を愛用したことから「宗祇水」と言われているそうです。

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コメント: 1
  • #1

    辻井市郎 (金曜日, 25 10月 2024 07:15)

    一昨年、郡上八幡の宗祇水を訪ねました。また、今日は能登川の宗祇像を訪ねました。
    俳句を始めて10年ほどですけど、宗祇の句は余り知りません。これを期にこれから少しでも調べてみようかと思います。