明日は芹川沿いにある芹川農園の彦根リンゴ畑の収穫際です。今年の猛暑が原因なのでしょうか、りんごの数は少なくてすでに落ちているリンゴも多いみたいです。ゴルフボールくらいの大きさ、味はやや酸味が強い感じです。彦根りんごの栽培の始まりは、彦根藩12代、井伊直亮の頃。江戸付武士だった石居泰次郎が故郷の彦根に戻り金5両の借金をして、りんごの苗木200本と、桐の苗木150本を購入し栽培したのが始まりだそうです。平安時代に中国から渡来した和りんごの一種で、熟期が8月ということでお盆のお供え物に欠くことのできない果物だったそうです。明治の半ばに出回った西洋りんごに押され一度は、昭和30年頃に栽培が途絶えましたが、「彦根りんごを復活させる会」の方々のご尽力により復活し今年もたわわに実っています。
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