田沼意次の銅像は、2019年、静岡県牧之原市が意次生誕300年を記念して建立されました。意次の功績を顕彰し後世に語り継ぐとともに、市民の誇りの醸成、地域の活性化につなげるために「田沼意次再興」の象徴として多くの方々から賛同を募り、全国初となる意次の銅像建立を目指してできた銅像です。目標金額1000万円は1年で到達。田沼意次と聞けば「賄賂」のイメージが思い浮かびますが、幼少のころから秀才の評判が高く、株仲間の奨励や外国貿易の拡大、貨幣の統一などを行い財政再建を図った改革者であり優れた財務家であったそうです。意次が相良藩主になると領内の産業や流通が活性化し人口も増加、まさに牧之原市の基礎を築いた名君と言えるのでしょうね。銅像は相良城本丸跡に建っています。
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