鮒ずしになるニゴロブナ

滋賀県で有名なものといえば「鮒ずし」。メスが卵を持つ春が漁の最盛期。鮒ずしに使われるニゴロブナのメスは卵を持ち珍重されますが年々収穫量が減少、昭和40年ころは500トンくらいあったのが、平成9年には18トンまで低下し、最近では40トンくらいまで回復しているそうです。鮒ずし加工業者さんのお話しによると、ニゴロブナの減少は琵琶湖が綺麗になりすぎてプランクトンが減ったのが原因。ネタがないから鮒ずしを思うように作れないそうです。今日も鮒ずし加工場には水揚げされたばかりの生きのいいニゴロブナが運ばれてきました。トロ箱の鮒のお腹は皆、パンパンに膨れたメスばかりです。

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コメント: 1
  • #1

    みかんちゃん (水曜日, 26 2月 2020 08:40)

    琵琶湖に生息する「鮒ずし」の材料 ニゴロブナ 収穫量が減ったということ 琵琶湖が綺麗になりすぎてプランクトンが減ったのが原因とのこと。
     静岡県の浜名湖でも以前生活排水が常に流されていて、湖の水がとても汚れていて社会問題になりました。いろいろ対策をとったとった結果、現在は水は綺麗になったけれどそこでの海苔の養殖の生産量は極端に減ったということです。同じ時期の減少ですね。また 浜名湖の入り口「弁天島」であさり採りが観光としてあったのですがそれもあさりが少なくなってその催しもしばらく休止してます。